おはようございます。本日も寒いですね!朝のラジオ体操しっかりやりましょう。
さて今回から「歯車製作実績」と言う事で弊社がお客様の手助けをさせていただいたエピソードを続編で書いて行こうと思っています。すべては書けませんが弊社がどのようなお客様のどのようなところで使われている歯車を手掛けたのか業者、一般の方にも分かるように書いていこうと思っています。
※客様の許可を得て掲載させていただいております。
さて、今回ご依頼があったのが九州の福祉施設の方から。
全く製造業と絡みが無いような気がしますがひょんなところで歯車が使われていました。
プラスチック製の歯車ですが歯がかけてしまっていてこれでは使えません。
どうやら施設にある個室のドアの開閉に連動する歯車とか。
イメージ出来ますでしょうか?
良く病院とかにある開けても勝手にゆっくり閉まるあのドアです。
ここでポイントなのが「ゆっくり閉まる」と言うこと。もちろん施設利用者への配慮で怪我防止、騒音の軽減でゆっくり閉まるようにするのだと思いますが、今回のこの歯車が壊れてしまっている事により最後に閉まる時にバタン!と強くしまってしまい騒音になってしまうとの事。
施設利用者にとっても施設関係者にとってもこれは困ったものかと。
そこでお客さんは歯車を直すべく4社ほどの歯車屋さんに問い合わせたとか。
問い合わせの答えは全てNO.
そこで弊社への問い合わせをしてきてくださったと言う事です!
やはりお客様の困ったはシンコウギヤーが解決しなければ!正直言わせていていただくと難しい案件ではありません。喜んでやらせて頂きました!
今回は材料から旋盤、歯切りまでと言う事で材料はMCナイロンと言う強度のある樹脂を使用。切削性も良く精度も出やすいかと。
で、出来たのがモジュール3×14NT
各個室に使われるとの事で今後施設の方々の役に立ってくれれば嬉しいですね♪( ´θ`)ノ