さて、今回もネットからのお客様のご要望に応えるべく歯車作りましたよぉ!
今回はウォームホイールの復元。
お客様より歯の山がが無くなってしまい使用出来ない状況とのSOS!
ウォームギヤ軸は大丈夫。でもウォームホイールリングは。。。
お客様によるとある車メーカーさんのバスのドアに使われているものとか。
自動ドアを開閉するのにおそらく低速で回ってギヤが動く模様。これは大変です。
そこで材料→旋盤→歯切り→研磨という行程で進めさせて頂きました。
出来たのがこれ↓
よく見ていただくと分かるのですが左が現物で全く歯がツルツルなのが分かります。右は完成品です。
歯車の角度、追い込みなど弊社の経験とノウハウで解決。正直なところウォームギヤとホイールの噛み合わせは軸中心距離が重要。ずれているとかみ合っていてもセッティング時にうまく動かない可能性が。今回の現物は元寸法がわからないほどのものでしたのでこれはお客様にご使用頂き試していただけなければ分かりません。勿論使えるように寸法等は計算して加工しています。ダメであればさらに寸法を追い込んで削り直せばオッケー!
是非使っていただいて具合を見て頂きたいです。このような部品はお客様としっかりとコミュニケーション、連携をとって完成品を作り出す事が必要です。お客様はもちろん僕達にもPLUSになるように!